top of page

3つ進路と働き方について



今日は、就労移行支援の利用者さまと『これから選ぶ3つの働き方』について話し合いをしました。

これから、目指す就労の種類は大きく分けると①一般就労(一般枠)②一般就労(障がい者枠)③福祉的就労(A型・B型)に

分けて考える事が出来ます。

①一般就労(一般枠)は、企業などで障がいの無い方たちと同じ条件で働きます。求人の種類や件数も多く、選択肢がひろがります。一方では障がいの有ることを伝えず(クローズ)働くことが多くなるために、自分の体調や苦手な仕事内容についても相談しにくい等の不安な部分が有るかもしれません。

利用者さまの中には、一般枠での就労を経験した方も数名いて、その時の経験からメリットとデメリットについても話してもらいました。

メリットでは、給料が高かった・福利厚生の充実、有給休暇が有った・社会的信用が得られる。友人知人に勤務先を堂々と伝えられた。

デメリットでは、体力的に厳しかった・自力で就職してみたら『超・ブラック企業』だった。コミュニケーションでの不安や、病気の事を相談できくて働き続けられなかった。

②一般就労(障がい者枠)は、療育手帳・障害者手帳・精神保健福祉手帳等を持つ方が応募できる求人枠です。障がいをお持ちであることを解ったうえで雇用されるので、自分の体調や通院のこと、障害特性などについても、一般枠に比べると相談しやすいでしょう。  今日の利用者さまでは、一般就労(障がい者枠)で働いた経験者はおられませんでした。

そして、最後に③福祉的就労(A型・B型) について、みんなでA型とB型の違いについて『何が、どう違うと思うか?』を意見を出し合いました。色々な事業所を見学もしたので、A型がB型より賃金が高い。勤務時間でも、Bだと4時間程度。Aなら4~8時間くらい働ける。など皆さんの考えを出し合いました。

今日は、①~③の3つの働き方、それぞれの特徴やメリット・デメリットについて、皆さんの意見交換もできて、それぞれの違いがかなり見えて来たことでしょう。

最後に、どの働き方を目指しますか?の、質問に全員が②番目の一般就労(障がい者枠)を選んでいました。

その夢をかなえるために、これからどんな事を、どの位努力するのか。目標決めがしやすくなったら良いですね。

みんなの意見がサクサクと出て、良い意見交換となりました。予定の時間まで15分の余裕が出来たので、ちょっと求人票の見方についてもレクチャーしました。 1枚の求人票は『わぁ~混み入ってる!!  面倒くさい!! 意味わからん!! 』と、思う方もいるでしょうが、見方がわかると『情報の宝庫』です。

また、次回もつづきをやります。

閲覧数:6回0件のコメント

最新記事

すべて表示
bottom of page