木曜に販売の”もくもく弁当”

当施設で5年半にわたり取組んできた『すまいる弁当』の店舗展開を廃止して
3か月が経過しました。
B型事業所の絆としては、店舗を閉めて~、厨房の大掃除、不用品の処理・売却等
整理を行いつつ…。 利用者さまと、調理職員とで毎日の施設内給食調理(50食程度)と
飲料の箱にシールを貼る作業、銅線の処理作業、フルーツキャップ作業などに従事しています。
そうしている内に「やっぱりお弁当調理したいね」「もしかしたら、待っていてくださるお客様おられるかも」
と言う声があがり、やっぱりみんなお弁当作りたいのですね!!
幸いにして、保健所の営業許可も継続中。調理師の有資格者も在職中。じゃー是非やりましょう!!
まずは、週1回から。 きちんと美味しい、しっかり手作り、地産地消で、利用者さまからも職員からも
こんな弁当がいい! こんな副菜が入ってると嬉しい。
次々と提案が寄せられて2月から始めたのは『もくもく弁当』です。
水曜日に利用者さまと職員で心を込めて仕込み作業。木曜日に『美味しくな~れ。もっと美味しくな~れ』と
願いを込めて&愛情も込めて50食限定で調理。
販売先は大津町役場さま、社会福祉協議会さま、包括支援センターさま九州電力さま、㈱UEMURAさま
町内の皆様に応援していただいています。最初は販売に行った利用者さま、誰もが緊張でガチガチ(笑)
でも、お客様に大きな声で『ありがとうございます』と声を出せるようななったら、ニコニコ笑顔も出ます。
自分たちで、材料を洗浄して、皮むきやカット、下味付け、パン粉つけ・・・。頑張った結果がこうして
販売に結び付き、お金を頂戴しこれがみんなの工賃になって行く。目の前で工程と結果が感じられる!
これは、むしろ小規模化したことの効果だったようにも思えてきます。
店舗をすべて閉めるに至っては、悩みましたが・・・。施設内には落ち着きがうまれ、笑い声も絶えません。
ある方に『大切って文字は、大きく切ると書きますね。大切なものを守るためには、大きな決断も必要ですよ』と
お話をうかがい、勇気をふりしぼって弁当店の撤退を決意した事を振返るとき、本当に多くの方に支えて頂き
今日に至っている事に心からの感謝を申し上げます。
私の決断を信じて、共に前へ進んでくれる職員達に恵まれている事にも感謝です。
利用者さまの働く場所があり、働き甲斐を感じ、全員が担当する仕事に誇りをもって、認められる環境。
ぶれることのない明確な目標を職員さんと共に。 今日も楽しみながら、一歩!!
※ここからは、最近の『もくもく弁当』のご紹介です。
弁当は、ご飯パックが付いて 税込450円。
防腐剤等の添加物は一切使用していません。唐揚げ、豆腐ハンバーグ
焼きシャケ、玉子焼き、筑前煮、青梗菜(チンゲンサイ)の煮びたし。

Aさんと、Yさん照れながらも、一生懸命に『いらっしゃいませ』『ありがとうございます』と
お声掛けします。お客様に”頑張ってください”と励ましてもらった事も喜んでいました。
☆ちなみに、のれんは伊藤がミシンで縫って、マジッグで手書きしました~☆

豚味噌焼きは、ファーム吉田さんのえころとん肉使用。餃子ももちろん手作りです。
ひじき煮、かに玉、小松菜のお浸し。

お花見の季節。お弁当は450円~1200円まで、ご予算に応じて注文承ります。(最大250食まで受注可能)
これからも、よろしくお願いします。
伊藤