なかなか時間が作れずにいましたが、昨日は久しぶりにシェアハートさんの例会にお邪魔して来ました。
メンバーのKさんが大学に提出された論文を参加者に披露して下さるとの事で楽しみに参加しました。
ご自身の障がいを冷静に受容して行かれた様子や、その経過での戸惑いも感じ取ることができ、内容が
深く、きちんと整理されていて・・・。これだけの文章を構成するには相当の努力が必要だったで有ろうと
感銘しながら引き込まれるようにお聴きしました。
とくに、当事者の立場から支援者へのメッセージ性が高い部分では『あぁ~、そう言うふうに考えておられるんだ!』
『なるほど、こんな受け止め方があるんだ!』と言った、新たな気付きが得られました。今回の例会で感じたことを
持ち帰って、今後の支援に活かしていけるよう職員間で共有しようと思います。
また、メンバーのチャンネルさんの発表では、青年期にご自分が“他の人と違う”という事に気が付いてからの
葛藤であったり、前向きに捉えて努力された事。他人の誕生日を500名分?ダッタカナ 記憶できて遠い親戚に
誕生日おめでとう!って電話してしまって疎まれたりしたとか。また、自身の特性を活かして年表に曜日をマッチング
するのが得意で、西暦1800年以降のカレンダーで、いづれの日を言っても曜日を答えられると言うチャンネルさん。
1800年の1月1日は『水曜日』だったそうです。驚きです!! チャンネルさんはポジティブに考えることが出来るが故に
一般就労が継続できておられる様に感じました。
その後の時間は、NHKのバリアフリー・バラエティー番組『バリバラ』風に発達障害の「あるある話」で、みんなの
『あるある!』『共感!』『いいね!』のプレートがじゃんじゃん上がって参加者の笑い声が絶えないひと時でした。
その間、みんなの声に合わせてメンバーのSさんは、ホワイトボードにイラストを描いてくれました。
温か味たっぷりの、かわいいイラストに心もほっこり♦♫♦・*:..。♦♫♦*゚¨゚゚・*:..。♦
直接、当事者の生の声をお聴きできる事。その場で、互いに感想を伝えられる事がこの会の素晴らしい点です。
バリバラの時間は、ご自分たちを『親戚』って呼び合っていましたが、私はこの親戚さん達に接すれば接するほど
彼ら、彼女らが大好きになって行きます。また、この愛する親戚に会いに行きたいと思うのです。
平成27年3月8日 希望荘3階会議室にて すまいるからの参加者は、伊藤・篠原・樋口の3名でした。
今回も参加させて頂いて、本当に良かったです。 有難うございました!
報告者: 伊藤 智佳子
Comments