ご存知ですか?


 

本日、ブログに掲載させて頂くのは
「場面緘黙症:ばめんかんもくしょう」
と言う症状について、です。
 
言葉としても、初めて聞かれる方が
多いのではないでしょうか?
 
先日、ウェルパルくまもとで開催された
発達障がい理解啓発研修会で
場面緘黙症・当事者の方と同席させて頂き
 
私自身、多くの学びと気付きを得ることが出来ましたので
この症状のことを、少しでも多くの方に
理解してもらえたら・・・、と言う思いから
ここに取り上げる事にしました。
 
 
もし、皆さんの周りにこれから書きます症状に
合致するような方が、おられましたら
ぜひ、良き理解者となって下さいます様
お願いしたいと思います。
 
 
場面緘黙症とは、言語や知能の発達に問題はないが、
特定の状況(場所・相手・活動内容など)においては
話せない、という症状を言います。
 
 
場面緘黙症の方の殆どは、家では家族と普通に
話をしますが、学校や職場などでは全く喋らない、
喋ったとしても小声で、ごく限られた相手とだけ話す、
という状態になります。
 

これは、話すことに対する不安や恐怖心が
引き起こす、心理的な障害です。
 
この障がいを持つ方にとっての恐怖とは、
「話すことを期待される、ある決まった状況・場所において、
自分が話しているところを聞かれる、
または見られることに対する恐れ」であり、
場面緘黙症を「恐怖症」の一種ととらえる
研究者も多くいるようです。
 
 
広汎性発達障害や学習障害・自閉症・アスペルガー
などとは異なりますが、これらの障害を併せ持つ方もいます。
 
 
以前は、当事者の方が自ら「話さない」ことを選択していると
考えられていたために、頑固だ、とか、反抗的だ、
という見方をされることが多かったようですが、
後に、この方たちは「話さない」のではなく、
不安や恐怖心から、「話せない」のだということが
わかってきました。
 
 
これだけ、書いただけでも
さぞ、苦しく息が詰まるほどの辛い想いをされている事だろうと
察することができます。
 
私も、これまで接してきた
場面緘黙症の方たちを、さらに深く理解して
支援して行かなければと再認識しました。
 
 

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次は、接し方(数多い中の、ほんの少し)です
 
リラックスできる環境を整える。
 
非言語的コミュニケーションを大切にする。
(身振り・指さし・カードや筆記で意思表示・交換ノート)
 
声をかけるが、答えや反応を求めず
さらりとした接し方をする。目を見つめない。
 
できることを見いだしてさりげなく認めてあげる。 
(反応がなくても本人は嬉しい場合が多い)
 
 
 
 
多くの「緘黙症」の当事者の方は
この障がいについて、自分自身がご存知ない場合も
あると聞きます。
 
他の誰も、この苦しみを解かってはくれないだろう・・・。
"自分だけだ”と孤独感に苛まれているかも知れません。
 
今は、緘黙症を研究している機関も増えてきて
理解者も多くなりつつあります。
 

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当事者の方たちにとって
どんな事が、辛く、障壁となっているのか

この障がいを解ろうとする努力をする
手始めに、私ども支援者が学ぶことから
行って行こうと思います。

 
そして、一人一人の「受けたい支援」とは?
と言うところに、着眼して行かなければ
ならないと考えます。
 
つまり「オーダーメイドの支援」と言う事。
障がいを持たれた方の
能力を、ご本人と共に見出して
伸ばすお手伝い。
 
その能力を発揮できる場面を見いだす
職場の開拓を行う必要があります。
 
働ける場所を増やすには、多くの
企業経営者の皆様、地域の皆様へ
周知するための情報発信活動を継続的に取り組む…etc
やりたい事が、沢山あります
 
 

微力ながら、当施設が
場面緘黙症の症状に悩んでおられる方の
力になりたいと願った
研修会でした。
 

 
 
 
 
 
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